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2020.07.10お知らせ

意外と知らない日本の産業廃棄物の事情とは?

皆さんは私たちが住んでいるこの日本の産業廃棄物の排出量をご存知でしょうか。

そもそも産業廃棄物とは何なのか。
私たちが普段出しているゴミとはどう違うのか。
曖昧な方もいるのではないかと思います。

元々廃棄物は、大きく産業廃棄物と一般廃棄物の2つに区分されています。
一般廃棄物とは私たちが普段出しているゴミにあたるのです。

また産業廃棄物とは、事業活動に伴って生じた廃棄物の中の、法令で定められた20種類のことを言います。
そして、その20種類に該当していなければ一般廃棄物として分類されているのです。
一般廃棄物は、産業廃棄物以外の廃棄物と考えるのが早いかも知れませんね。

その日本の産業廃棄物は平成29年度では約3億8,354万トンの排出量が出たと推計されているのです。
数字だけを見るととても莫大な数字で驚きますが、一応産業廃棄物の総排出量は前年と比べて約0.9%の減少となっています。

この大量の産業廃棄物は一体どこから排出量されているのでしょう。

主に占めているものが、電気・ガス・熱供給・水道業からが約26.6%、建設業からが約20.5%、農業・林業からが約20.4%の排出量になっているのです。

またこれらの業種から出される産業廃棄物の種類というのが、過半数が汚泥、動物のふん尿、がれき類に分類されています。

そしてこの大量の廃棄物は最終処分場までいきます。
毎年この量の廃棄物が出てくるということになるので、現存する最終処分場(埋立処分場)が満杯になるまでの残り期間というのも限られてきてしまいますよね。
その最終処分場の残余容量は平成29年4月1日付では、全国で17年となっています。

処分の規制強化・住民の不安が増すなどの要因で新規施設数が大幅減少し、残存容量が減少しているが、総排出量減・再生利用量増により最終処分量も削減されているので残余年数は減ってきてはいませんが、これから先の日本のことを考えると17年という数字は短かく、単純に考えると17年後には廃棄物はどこに持っていかれ、どこで処理をするのか、不安になりますよね。

そんな中、一時期問題になったのが不法投棄です。
不法投棄が一番酷かった平成10年度前半に比べて、現在は大幅に減少はしていますが未だに総量15.7万トンという衝撃的な量の悪質な不法投棄があるのです。
環境省は不法投棄等の未然防止・拡大防止の取組みをしているのですが、これ以上増えないように私たちにも協力出来る取り組みがあれば協力したいのと共に、未然防止や早期対応による拡大防止の取組を一層推進してもらいたいですね。

そしてこれから先、日常生活を長年にわたって過ごしていく上で、私たちにできることとは何なのでしょうか。
それは、普段のちょっとしたことから始められるエコ活動です。
産業廃棄物だからといって関係のないことではありません。
水や電気を作るためにも産業廃棄物は出されるので、無駄のない水や電気の使い方をするだけでも、産業廃棄物が減る要因になるのではないかと思います。

また7月1日からレジ袋の有料化も始まりましたね。
これも産業廃棄物削減の一つの対策として全国民が一斉に行うことによってとても大きい対策になるのではないでしょうか。
そしてこのような対策をきっかけにもう一度プラスチックごみ問題について、個々に考えることが出来る良い機会でもあり、マイバッグを持参して、これからレジ袋を使用しないことが当たり前になる、そういった一人一人のライフスタイルを生み出すことができる絶好のチャンスだと感じます。

このように小さなエコな生活を心がけることでも、皆さんで意識することによって大きなエコに繋がります。

家庭ゴミ同様、産業廃棄物も皆さんの意識で減らしていけることなので、日常的にエコを意識して生活出来ると良いですね。

 

不用品職人の一休でした。